ようやく始めたブログなので、色々書きたいこと、あったんですけど、、、今日たまたま見た、Gleeの内容がどうしても気になったので、そのことについて書きます。
Gleeとは、アメリカで今すごく人気のある、いわばティーンエージャー向けの番組だけれども、結構ヘビーな内容をあっさりと扱ってるんですよ。高校のグリークラブ、(ミュージカルクラブみたいなの)を舞台にした高校生の物語。検索したら、FOXチャンネルや、NHKまで番組紹介してるので、日本でもケーブルのある人は見れるんでしょうね。こちらで詳細はみれます。
私はGleeはたまにしか見ないんだけれども、今日偶然チャンネルを変えてたら、ちょうどダウン症のベッキーちゃんが出てたので見たんですよ。ベッキーちゃんはシリーズの初めの頃からちょくちょく出てて、私らダウン症関係者は応援してました。レギュラーのスー先生も、普段は怖いのに、ダウン症のお姉さんがいて、お姉さんの前では素直でやさしい人になったりと、心が打たれることもしばしばと、、、ベッキーちゃん役を演じている、Lauren Potterちゃんも、カメラの外でも、色々と障害者のイベントに参加したりと、とても忙しく、充実した日々を送っているみたいです。
さて、本題。今日のエピソードは、ベッキーちゃんがアーティに気があって、デートに誘うという内容でした。アーティはグリークラブに所属するおたくな車椅子の男の子。ベッキーちゃんにデートに誘われた、とクラブのメンバーに相談したら、皆に口を揃えてやめろといわれた。そこで反感をもったアーティは、皆、普段外見よりも中身が大事とかいっといて、結局ベッキーの事差別してるじゃないか!と反論し、ベッキーちゃんにデートをOKした。デートはうまく行ったが、結局アーティはベッキーに恋愛感情は持てず、翌日ベッキーちゃんからヌード写真を送られ、アーティはかなり引いてしまった。アーティはそれからスー先生に相談しに行き、スー先生から、ベッキーちゃんの事を好きなのか?と、聞かれた。ためらいながらもNo,といったアーティに、スー先生は、じゃあ、断りなさいと、一言。ベッキーだって、皆と平等に扱って欲しい。好きじゃなかったら断るのは当たり前。障害があるからといって、遠慮する事はない。車椅子に乗ってるあんたが一番分かってるんじゃないの?と厳しいおことば。それから延々とどんだけアーティの服がださいか、と散々けなすのでした。
次の日思い切ってアーティは、ベッキーに友達以上には付き合えないと言った。ベッキーは、それは、私が怖いから?と、聞き、アーティはYesと答えた。それならしょうがないわね、と言って、ベッキーはその場を去った。心の中でベッキーは、本当に聞きたかった事を聞けなかった、と呟いた。本当は、私がダウン症だから?と聞きたかったけど、答えはYesと言われるに決まってるから聞けなかった。たまに自分がいやになる日がある。今日はそんな日。と心の中で呟いて、スー先生の所へ。スー先生はそんなベッキーに、誰でも1度や2度振られることがあるのよ。私だって振られたばっかりだわ。と、いって、アイスクリームを二人で分けて食べ、手を一緒に握りながらテレビドラマを二人でみるのでした。
私不覚にも最後に号泣。どうしても、ベッキーちゃんとクレアを重ねてしまい、クレアもこんな思いをする日が来るんだろうな、と思い、やるせなくなった、、、でもね、障害があってなくても、振られることは誰にだってあるんです。むしろ、恋をできる環境にあることも幸せなこと。私の唯一の願いは、クレアが失恋した時に、スー先生みたいにそばにいて慰めてあげられること。まだまだ先の話だけど、この先ずっとクレアと一緒にいてあげたいな。